こんにちはゆる山だら太郎です。
「インデックス投資」に出会い、夫婦でつみたてNISAをコツコツ実践中です。
投資の勉強していると、インデックス投資と並んで「高配当株投資」もよく耳にします。
インデックス?
高配当株投資?
勉強したてのころは、この二つの投資手法の違いがわからずとっても混乱しました。
「インデックス投資」「高配当株投資」名前からして全然ちがうのですが、最初にいろいろ詰め込みすぎてごちゃまぜになってしまいした。
今回は僕みたいにごっちゃになっている人向けに、それぞれの特徴とメリット・デメリットについて説明していきたいと思います。
できるだけ簡単・簡潔な説明を目指してます。
先に結論。
インデックス投資
インデックス投資は成長が見込まれる指数に投資する手法です。
インデックス投資の特徴
インデックス(指数)には日本、米国、全世界、先進国それぞれの株や債券などがあります。
具体的な名称で言うと日本の日経平均株価やTOPIX、米国のダウ平均やS&P500などが有名です。
全世界株式は、日本、米国だけでなく、先進国や新興国全ての国の上場株に投資することもできます。
インデックス投資はこれらの指数の中から自分が成長すると思った指数に投資します。
投資方法は毎月定額でつみたて購入する方法(ドルコスト平均法)が一般的で、株価が高いときは少量を購入し、反対に安いときは大量に購入することで、成長する指数の平均値を狙える手法です。
成長する指数の完璧な予測をたてるのは困難です、しかし
『世界的に人口が増え続け、世界がよりよくなるように経済活動を続けるのを信じれるなら、株式市場全体の指数は波打ちながらも右肩上がりになる』ことが予測されます。
この世界の成長を信じてその恩恵を授かるのがインデックス投資という考え方を始めて聞いたとき、とても素敵だと感じました。
インデックス投資 メリット・デメリット
とっても素敵なインデックス投資メリット・デメリットを確認してみましょう。
メリット
毎月一定金額をつみたてて、半年~1年に一度計画とあっているかを確認するので手間がかかりません。
投資というと市場が開いたらパソコンの画面とにらめっこなイメージがありますがそんなことする必要は無し!
また、インデックス投資はつみたてNISAと相性抜群で、利益確定時の税金約20%がかからなくなります。
この20%はとっても大きくて仮に年率4%で毎月3万円を20年間つみたてた場合、およそ380万の利益が見込まれます。(金融庁シミュレーション調べ)
つみたてNISA枠で購入していれば、この利益380万円に対して払う20%(72万)の税金が免除になります。
またつみたては毎月一定額なので、家計管理しやすいのが特徴です。
デメリット
購入したら目標を達成するまでは切り崩しません。(バイ&ホールド)
暴落が起きても、その期間は安く買い付けられている期間と信じ、元本割れしようが市場から振り落とされずに投資を継続する必要があります。
インデックス投資に向いている毎月定額買い付け(ドルコスト平均法)は、投資期間が伸びるほど複利の力が大きくなるので、10年~20年の長期投資でその力を発揮します。
そして投資は自己責任。
絶対は無いので元本割れするリスクもあることを理解しておく必要があります。
それでも僕は世界の成長する力を信じてインデックス投資を始めました。
インデックス投資おすすめリンク
インデックス投資をもっと詳しく知りたい方は、水瀬ケンイチさんの「お金は寝かせて増やしなさい」がおすすめです。実際にリーマンショックを乗り越えた暴落時の対応や、株と債券のバランスのとり方や考え方などが詳しくのっています。
途中にマンガも挟んでいて、インデックス投資にこれから挑戦しようと思うかたにとっても読みやすい一冊になっています。
高配当株投資
高配当(税引き後3%が目安)をだしてくれる個別株やETF(株詰め合わせパック)に投資する方法です。
高配当株投資 特徴
高配当株投資は投資先が割安な価格の時に購入するアクティブ運用です。
投資先は日本国内高配当株、米国の高配当株、ETFなどが対象になります。
配当は企業が生み出した利益を株主に還元する形で支払われます。
高配当をだす銘柄は成熟し安定的な利益を生み出す企業が多いです。
例えば米国のコカ・コーラは飲み物の市場の中で成熟した存在です。
今後、株価の大きな成長よりも、安定した利益が見込まれ継続して高配当を出すことが見込めます。
コカ・コーラやジョンソンエンドジョンソン(生活用品)などの米国高配当銘柄を集めたETF(詰め合わせパック)などに投資する手法もあります。
少し話はずれますが、アマゾンやFacebookなどの今伸びている企業は利益を配当として株主に還元するのではなく、自らの企業の成長に投資し、その結果株価が上がることで株主への利益を還元しています。こちらはグロース(成長)株投資、また別の機会に説明します。
僕がインデックス投資とごっちゃなってしまった原因に、高配当株を毎月買い付ける手法があったことです。
買い付け方法は人それぞれですが、高配当ETFを毎月定額で買い付けるのはドルコスト平均法であって、インデックス投資では無いので注意が必要です。
混ぜるな危険
高配当株投資 メリット
高配当株投資で得られる配当は自由に使うことが可能です。
得られた配当で高配当株を買い増しし、さらに金の卵を産むニワトリを増やすこともできます。
もちろん趣味に使ってもいいですし、家計の足しにして生活にゆとりを持たすことに使っても構いません。
もし4%の配当を生み出す高配当株を1億円分手に入れられたら、年間400万円もの不老所得を得ることができます。
不労所得。夢が広がります。
高配当株 デメリット
高配当株を手に入れるには企業分析が必要です。
今後も投資先の企業が継続して配当を出し続けてくれるか、安定した利益を出すことができる企業か、見極める必要があります。
また、景気が悪くなり、企業状況が悪化したときに配当を減らしたり無配に転落しないかも重要です。
投資先も日本国内の高配当銘柄、米国高配当銘柄、米国高配当ETFなどがあり、それぞれが安くなっているタイミングで購入したいので、投資にかかる時間はやや多めになります。
高配当株おすすめリンク
日本国内の高配当株はこびと株さんが有名です。
また米国の高配当株はバフェット太郎さんが有名です。
バフェット太郎さんは米国高配当株投資の本『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』も出版されています。
軽妙な煽り口調はまさにバフェット太郎節と言ってもいいと思います。
米国の個別銘柄にも触れられており、初心者にも読みやすい内容で米国株高配当投資を始めるのにおすすめの一冊です。
まとめ どちらも魅力的な投資手法
ここまでのおさらい。
改めてみても全然違う投資手法ですね。
混ざってしまったのは、米国高配当ETFをドルコスト平均法で買う手法と出会ったからでしょうね。
インデックス投資はドルコスト平均法での買い付けが多いですが、
高配当株は買い付けのタイミングを見るアクティブ運用になるので混合してはいけません。
投資手法としては異なりますが、どちらか片方しか選択できないわけでは無いので、どちらか選べない場合は少額から両方試してみてもいいかもしれません。
僕も両方試し中。やっぱりインデックス投資のほうが楽ですね。
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