投資初心者、ゆる山です。(30代、2児のパパ)
今回は投資初心者の僕が、「NISA(ニーサ)」では無く「つみたてNISA」を選んだ理由を説明していきます。
「NISA」と「つみたてNISA」ってちがうの?
そうなんです違うんです。
しかも、「NISA」か「つみたてNISA」どっちかしか使えないんです。
ただでさえ良くわからないのに、選べないよ。
安心してください。今回もできるだけ専門用語をできるだけ使わずに説明していきます。
この記事では「NISA」と「つみたてNISA」の違いと、僕がつみたてを選んだ理由を解説していきます。
つみたてNISAは一度設定すれば後は毎月積み立てるだけ。
判断と時間が少なくて済むのがメリットです。
この記事はNISAとつみたてNISAについて比較したい人におすすめです。
- NISAとつみたてNISAの違いってなに?
- NISAとつみたてNISAどっちにしようか悩んでる。
NISA と つみたてNISA 共通のメリット
どちらも利益がでたときにかかる税金(約20%)が非課税になります。
株を売買して得られた利益には税金(約20%)がかかります。
例えば、100万円利益がでたら20万円は税金になります。
ですが、NISAとつみたてNISAの枠で発生した利益は、その税金が非課税になります。
NISAなら非課税?
それならわざわざ税金かかる方法で売買する必要ある?
NISAもつみたてNISAもそれぞれ、購入限度金額と期限があります。
☆NISA 年間120万円×5年 = 600万円 が非課税枠
★つみたてNISA 年間40万円×20年 = 800万円が非課税枠
非課税枠を超えて投資できないので、自分の持ってる投資余力と相談しましょう。
NISA と つみたてNISA 違い
違いは全部で3つあります。
名前にてるのに結構違いがあるのね。
要点押さえて簡単に説明していきますね。
非課税期間と金額が違う
それぞれ非課税になる購入金額と期限があります。
☆NISA 年間120万円×5年 = 600万円 が非課税枠
★つみたてNISA 年間40万円×20年 = 800万円が非課税枠
両方とも年間最大の購入金額ですので、使いきらなくても大丈夫です。
つみたてNISAで月1万ずつ年間12万で投資に慣れるのもいいですね。
購入できる商品が違う
それぞれ購入できる商品に違いがあります。
☆NISAで購入できる商品
①株 ②投資信託 ③海外株(アメリカ、中国など)
④ETF(イーティーエフ 上場投資信託)
⑤REIT(リート 不動産投資信託)
横文字が出てきましたが今わからなくても大丈夫です。
要するにいろんな商品が買えるということです。
★つみたてNISAで購入できる商品
①国(金融庁)が定めた基準をクリアした投資信託と一部ETFのみ
NISAは購入できる商品が多いのが魅力ですが、初心者からすると選択肢が多すぎるのも困ります。
つみたてNISAは国の基準をクリアした投資信託とETFから商品を選べます。
購入できるタイミングが違う
☆NISAは好きな商品を好きなタイミングで購入できます。
★つみたてNISAは毎月決まった金額を決まった日に購入します。
NISAとつみたてNISA 比較表
NISA | つみたてNISA | |
非課税期間 | 最大5年 | 最大20年 |
非課税購入額 | 年間120万円 | 年間40万円 |
合計非課税枠 | 最大600万円 | 最大800万円 |
購入できる商品 | 株、投資信託 ETF、REITなど | 国の基準をクリアした 投資信託とETF |
購入方式 | 自分の好きな タイミング、金額 | 毎月一定日 一定金額 |
NISAのほうが自由度が高く、つみたてNISAは選択肢が少ないです。
つみたてNISAを選んだ理由
違いはわかったけれど、なんでつみたてNISAを選んだの?
☆NISAは自由度が高いので、選ぶのに時間がかかる。
その後の値動きも継続してみる必要がある。
★つみたてNISAは最初に銘柄を選べばあとは定期的にチェック。
投資にかける時間の差でつみたてNISAを選びました。
投資初心者の僕からすれば、「NISA」の自由度が高すぎるのはデメリットに思えました。
利益に対しての税金が非課税になるので、利益がでずに売却した場合はNISAの恩恵は受けれません。
2000社を超える東証一部上場企業から今後成長する株(グロース株)や割安株(バリュー株)を見つけだし、5年の期間の間に適切なタイミングで売る。
(正確にはロールオーバーがあって、売らずに持っておくことはできる。いまのところ2023年で終了なので、これから始める人はできない。期間が延びるかどうかは国しだい。)
できた時の利益は大きいけれど、損する可能性もある。
銘柄を調査してここぞで買うのに時間がかかる。
NISAは調査が大変だ。
それに比べて「つみたてNISA」は国(金融庁)の基準をクリアした投資信託がメイン商品です。
基準をクリアした商品は182品(2020年6月30日時点)このなかから選ぶので、商品選びの時間が少なくてすみます。
また、投資を始めるにあたっていきなり年120万円投資をするのが怖かったというのもあります。
一定額を毎月つみたてる方法は僕の性格に向いていました。
長期にわたって分散した投資を行えば定年前には資産を形成できているだろうという目論見です。
資産が増えていくスピードはつみたてNISAは遅いです。自分がどのように資産形成したいか目標点立てるのが重要です。
つみたてNISAの商品選び
まだ商品数が多く感じるかもしれませんが、商品を選ぶうえで重要な要素があります。
これだけ覚えていれば商品選びがグッと楽になります。
『運用コストが0.5%以下の商品を選ぶ』
これは『マンガでわかる シンプルで正しいお金の増やし方』で勉強しました。
僕自身はさらに条件を厳しくして『運用コストは0.1%程度の商品を選ぶ』としています。
具体的には三菱UFJ国際投信が発売している
「eMAXIS SLIM(イーマクシススリム)」シリーズから選びました。
この商品を買うために楽天証券で口座を開設。
楽天証券なら投資信託を買ってもポイントつくし、買うときにポイント使えるしメリットがたくさんです。
まとめ つみたてNISAは長期分散投資で資産形成したい人向き
ここまでのまとめ。
☆NISA
・自由度が高く、非課税期間は短い
・数日~5年の短、中期で運用結果を出したい人向け
・継続して調査し、日々の値動きを調べるのが好きな人は向いてる。
★つみたてNISA
・商品が少ない。非課税期間は長い。
・10年~20年の長期で運用結果を出したい人向け
・日々の値動きに一喜一憂することなく、コツコツ運用したいひと向け。
つみたてNISAは植物のように少しずつ育てていくイメージです。
最初は小さな苗でも20年の期間で大きく育ちます。
まだまだ僕も資産の苗は小さいですが、大きな木に育てたいと思います。
この記事がこれから資産運用をはじめようとしている人の力になれば嬉しいです。
実際に運用している銘柄と利益を公表している記事はこちら
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